幼稚園から大学院まで

私、大阪出身なので、関西の情報にはなぜか敏感(な時もある。)まぁ三面記事的なニュースを無理やり全国レベルの話にしてみようかと。
関西大学新キャンパス構想によると、幼稚園から大学院まで入る30階の超高層ビルと、防災センター機能を有する体育館で構成されている一貫教育施設を作るようです。JR高槻駅北側の「都市再生緊急整備地区」に指定された地区に建てるということもあって、助成金と規制緩和が認められ、可能になったプロジェクトだと思う。全国で規制緩和に伴う官民合わせた投資は、全国の7割を占める東京において、五年間で10兆円と見込まれている。なぜ今、投資が必要なのかは、下記リンクを参照して頂きたいが、そのお金が有効に使われているかは、次々に完成しているので、経過を見て判断したい。

AKB.gif

写真の秋葉原のビルもその一例だ。
国土均等利用と言ってみたり、巨大都市にお金を注いだり、ゆとり教育じゃないが、中身がないものになっている気がするなぁ。

LINK:動き出す都市再生事業
LINK:NHK総合「明日を読む」都市再生

建築 | at February 10, 2005 5:55


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Comments

人生超高層。タワーの頂部は墓地。
このとき一階を何と考えるかで,その人の人生観が露呈してしまいます。

Posted by もとえ at February 23, 2005 4:30 PM

立体袋小路という墓地。人生観の露呈。
なんだか、分かる気がします。
僕には、この秋葉原のビル群は、
モダニズムのボキャブラリーの反復という墓標にしか思えません。
既製概念を突き通すような、都市デザインが求められてる気がします。

Posted by simon at February 23, 2005 11:11 PM