日本大学理工学部建築学科
高宮研究室

私達の研究室では,計画よりも設計を,理論よりも実際の作品を通して建築を学んでほしいと考えています.そして,建築を単なる「もの」としてではなく,それが成立する社会,文化などを包摂する環境の構成要素として捉え,研究を行っていきます.研究テーマは,このような主旨を理解した上で各自が自主的に設定し,指導を受けた上で進めていきます.また,当研究室の性格上,設計に興味を持ち,将来設計を志す熱意のある人を歓迎します.研究室としての共通のテーマは特に設定しませんが,以下のようなものが例として挙げられます.

1.設計手法に関する研究
プログラミングから建築創造に至るまでの実証的な例題の研究.
2.作品分析,作品評論に関する研究
近代建築以降の実際の作品について,その歴史的背景,地域文化的な背景を考察し,作品分析,作品評論を試み,研究する.
3.建築と風景の構築に関する研究
建築の場所性に焦点を当て,風景の構築の手法を研究し,ランドスケープデザインやアーバンデザインと建築デザインの関係について研究する.

2007年3月31日,高宮眞介教授の退職に伴い,日本大学理工学部建築学科での高宮研究室の活動は終了しました.

高宮眞介 教授
shinsuke takamiya professor
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佐藤慎也 助手
shinya satoh research assistant
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