CASA BRUTAS 2月号(1月10日発売)に記載されます。
デザインと社会を繋ぐ雑誌「CASA BRUTAS」
明日、1月10日発売される「CASA BRUTAS」2月号に
地形的空間[FLOW]と合せてSUGAWARADAISUKEの設計の考え方が
記載されます。
コンビニや小さな書店でも見つかる有名誌ですので
よろしければご覧ください。
地形的空間[FLOW]の詳細はSUGAWARADAISUKEのwebsite内
「主な仕事」からご覧ください。
Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, 本 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 1 9, 2009 13:40 | TrackBack (0)
SUGAWARADAISUKEの新ホームページ
SUGAWARADAISUKEの新ホームページができました。
英語版と合わせ、徐々に修正を加えていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申しあげます。
Art Direction / アートディレクション, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 12 26, 2008 13:25 | TrackBack (0)
オープンハウス・地形的空間「FLOW」
オープンハウス・地形的空間「FLOW」を行います。
上記案内状をプリントの上、お出かけいただければ幸いです。
SUGAWARADAISUKEが設計・監理してまいりました地形的空間「Flow」が竣工いたしました。
間仕切り=棚=カウンター=ベンチ=目隠し・・・物体が様々に機能を変化させながら内部空間を流れていき、執務/打合せ/接客/待合いスペースといた各空間を分節/結合しながら事務室機能を成立させています。 物体は歪められたジオメトリー上に形成されており、観察者の移動によって内部空間の印象は刻々と変化していきます。 それは散策の時に変化していく平原や山々のような地形のようでもあり、内部空間の地形化といえるかもしれません。
また、「Flow」は金森製袋紙工株式会社様へのアートディレクション業務の一つであり、一般的なイ「下町の町工場」のイメージを払拭し、「ブランド化」していく一つ目の大きな手続きでもある。
■ADで下請け町工場からの脱却
当社は下町浅草の町工場として50年間、技術の蓄積をしてまいりました。お客様のニーズが多様化する現在、「蓄積してきた技術の」提供を積極的に行い、どの様なデザインも確実に商品化する技術提案型加工ビジネスを展開しております。 これはお客様と一体的に商品開発を行う業態であり、同時に下請け構造からの脱却へと導くものであると考えます。 SUGAWARADAISUKE様に建築を含めたアートディレクション業務を行っていただくことで弊社CIを更新し、さらなるビジネスモデルの確信を行ってまいりたいと思います。
金森製袋紙工株式会社 代表取締役 平島庄二郎
物件名:FLOW (金森製袋紙工株式会社耐震補強コンサルタント
+事務所部分内装復旧工事)
日時:2008年12月07日(日) 13:00-18:00
場所:東京都台東区今戸2丁目3-7 2階事務室
交通:東京メトロ銀座線・都営浅草線:浅草駅より徒歩13分
都営バスバス東42甲:今戸バス停より徒歩3分
駐車場がありませんので車でのご来場はお控えください。
主要用途:事務所(内装工事部分)、工場・倉庫・住居(耐震補強部分)
内装設計:SUGAWARADAISUKE/菅原大輔
内装施工:宗建築株式会社/大関秀明
内装工事面積:52.78㎡
設計期間:2008.08.01-09.20 施工期間:2008.10.17-11.28
Architecture Space / 建築, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 11 26, 2008 11:01 | TrackBack (0)
税理士法人STCのHPの完成
菅原大輔がアートディレクションを行っている税理士法人STCのHPが完成しました。
関連会社株式会社STCと共通したやさしいイメージを
持たせることで様々なお客様を取り込みつつ、
少し安定感を付加することで、法律をつかさどる税理士法人としての
威厳や信頼感のあるデザインとしています。
クライアント :税理士法人STC
AD・デザイン :菅原大輔 / SUGAWARADAISUKE
作成・デザイン :株式会社株式会社デライトアーツ
写真撮影 :大崎聡 / 株式会社shin irai
Art Direction / アートディレクション, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 11 12, 2008 19:13 | TrackBack (0)
日本の精度
現在進めている内装の仕事が着々と進んでいる。 その中で毎日驚くのが日本の大工仕事の精度の高さ。
僕は施工しやすい方法を選択し、仕上がりを良くしようと特に考えている方だと思う。 いくら図面上で理想を語っても、長期間の使用で空間の美しさや強さを維持できる作り方をしなければ意味がないからだ。
日本の大工仕事の精度とそれを支える誇りの高さを感じたのは施工方法の打ち合わせをしている時のことだった。
ある問題に当たったときのこと。「本当はAのようにしたいけど、Bの方が遊びが取れて施工が簡単。 見栄えは90%位落ちるけど汚い納まりだと意味のないところだからBにしましょう。」という僕に言った現場監督さんの一言が忘れられない。
「菅原さん、そんな心配はいりません。 日本の大工はそれぐらい難なくできます。 海外とは違います。」と。
職人さんや現場監督さんには海外で見聞きし体験してきた現場の話をしていた。 「設計者の意図を純粋に実現したいし、その能力が我々にはある! 海外の現場とは違います!!」という彼らの誇り高き叫びが聞こえた気がする。
難しくても、きれいな納まりを普段から積極的に提案してくれる彼。その技術や精神とのコラボレーションを通じ、日本の精度を最後まで楽しんでいきたいと思った。
Architecture Space / 建築, Dialy / 日常, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 11 10, 2008 13:05 | TrackBack (0)
日本の耐震補強
現在、耐震補強コンサルタントとそれに付随する内装計画を行っている。
その仕事を通して「耐震補強の問題」が見えてきた。
現在の設計施工、監督体制、そして料金体系には問題がある。 せったく大金を払って耐震化しても地震がきたら建物はつぶれ、施主は行き場を失う。
その時になって初めて、建築・建設業界は責任を問われることとなるだろう。
その現状が定着しているのには大きく3つの原因が考えられる。
一つ目は、日本において既存建物を残していく「耐震補強」が新興産業である点。
二つ目は、設計者がもつ、欠陥物件の尻拭いに参加することへの恐怖心である。
三つ目は、設計施工一貫の業者が多いことで弊害。
■新興産業としての「耐震補強」
「スクラップアンドビルド」という言葉が一般に浸透しているように、建物は古くなったらぶっ壊して建て替えるのが日本の常識だった。 それが日本経済の原動力となってきた。 (日本経済と建物というと現在の金融危機との関係を思い浮かべる方もいらっしゃるだろうが、そのことは別の機会に。) しかし、日本における昨今の地震被害と環境問題などの観点から「脱スクラップアンドビルド」の流れが出てきた。
そこで急激に需要が増えたのが「耐震補強」という業態である。
以前から、青木茂さんのような建築家もいらっしゃったし、いくつかの象徴的な保存建築作品もあった。 しかし、現在のようなビルから個人住宅まで「日本列島耐震化運動」のような状況とは明らかに違っていた。
このような需要が激増したのは、1981年に改正された 建築基準法施行令(新耐震)の影響があるのではないだろうか。 例えば、戸建て見てみると、一般的に30年に一階建て替わるというデーターがある。旧耐震基準で建てられた建物が建て替えの時期を迎えたここ数年、「脱スクラップアンドビルド」の流れから新耐震基準に適合した補強を行い、内装を直すことで既存建築を再生しようという選択肢できた。 行政による「耐震化に対する各種補助金」もその選択肢を補強する形となった。
この選択肢が一般化したことでビジネスとしての「耐震補強」が確立した。 分野にかかわらず新興産業では粗悪な業者も急増し、大きな社会問題が起こるまでその成長は止まらない。それが今の耐震業界の現状だ。 工事自体は簡単なであるにも関わらず、技術的な難易度を謳い多額の請求をする業者、もしくは施工時に工事を適当に行いその部分の内装で早々に閉じてしまう業者など様々だ。
需要と供給のバランスが取れ、沙汰され、優良業者が残る時期はまだ遠いいようだ。
■設計者の恐怖心
耐震補強の設計はもともと「誰かの雑な仕事のしりぬぐい」の部分がある。
設計者にとっては法や技術的に最高のものを提供したとしても、自分が関わった建物に何かあった場合は本当に胸を痛めるものである。
耐震補強を行う物件は「物件自体の経年変化」というより「欠陥建築」(古い建物が現在の基準を満たしていないものもこれにはいる)である場合が多い。
設計にかかわるものにとって新規の物件は全体から細部まで把握しながら設計が行える。 問題が起こりそうな部分も把握できているし、何かの場合の対応策も思い浮かべることができる。 しかし、「耐震補強」場合は勝手が全く違う。
他人が設計した物件に手を入れる「耐震補強」は、目隠しされた箱に手を入れて、「中身が何か当てる」ゲームのようなところがある。 物体か生物か、有害なのか無害なのか、動くのか動かないのか? 中身がどうなっているか分からなくても、勇気を持って手を箱に突っ込み、何がどうなっているか当てなければならないのだ。
「耐震性能が現状より少しでも向上するなら、責任を追及しないから設計して欲しい。」と説得されても、将来の倒壊に関与する可能性を増大させる。 そうしないためには新規設計よりも神経を使う。 自分の建物に責任感がある設計者であればより拒絶する傾向が強くなる。
■設計施工一貫の耐震業者
耐震業者は「設計も施工も責任を持って行います。」という業者が多い。
「新興産業」として、設計者施工者がお互いに探すのも面倒。 耐震を怖がる真面目な設計者はさておき「うちは設計施工一貫で保証します」と言ってしまえば、施主に安心感を与えられるとういう部分がある。
しかし、このような「設計‐施工」が分離していない状態では、設計者と施工者の専門家にとって建築主は簡単に言いくるめられるカモになってしまう可能性がある。
例えば、設計者に構造システムや、耐震性能向上を数値と共に説明されれば信じるしかないし、施工ミスがあっても工事が終わればその部分は判別ができない。 見積もかなり多めに取っておいて「エアコンも、窓もサービスしますよ」と言われれば、建築主は「ありがたいい業者だ」ということになる。それが一般の数倍の見積であっても。
また、確認申請を必要としない物件が多いいので、設計も施工もやり放題行うことができる。 現在、設計そ施工が適切に行われているか保証するのは、設計者と施工者の理性。 もしくは、経済活動の中での信用関係しかない。 瑕疵が問われるのは地震で建物が倒壊してから。 特に粗悪な業者ほど早く沙汰されていくから、「絶対保証します」といった業者がその時点で残っている可能性は少ない。
これは、設計施工一貫の恐ろしさである。
■コンサルタントととして介在すること
以上が仕事を通じて感じた「日本の耐震補強の問題」を引き起こしている原因だと考えられる。
今回のコンサルタント業務は「設計‐施工」一貫の耐震業者さんとの交渉に、「お客様の共同建築主」のようなかたちで関わらせていただいた。
現状では「耐震」に関する設計者と施工者をそれぞれ見つけ出すのは本当に難しい。 だから、「耐震補強業態」で現在一般的な「設計施工一貫者」さんを、建築主が上手く使いこなすことが求められる。
ならば、社会的な役割として建築主を手助けし、業者さんと対等に交渉できる環境をコンサルタントとして提供していきたいと思う。
Architecture Space / 建築, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 10 29, 2008 15:49 | TrackBack (0)
Body LandSpace
インドの最大のデザイン誌「DESIGN TODAY」の2008年3月号に菅原大輔と前田茂樹氏によるBody LandSpaceが記載されました。
Architecture Space / 建築, Art / 美術, Event Lecture / イベント, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, 本 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 6 9, 2008 12:32 | TrackBack (0)
ホームページ作成
菅原大輔が御手伝いした「株式会社STC」のホームページが完成しました。
「株式会社STC」と、関連会社の「さくた税理士法人」は菅原がCIを担当させ手いただいています。
海外中心の業務内容と、新規のお客様が親しみやすいHPとなるようなものとしました。
orunicaさんとのコラボレーションワークとなっています。
Art Direction / アートディレクション, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 5 26, 2008 11:59 | TrackBack (0)
artek pavilion at Milano
菅原大輔が'Shigeru Ban Architects Europe'で担当していた''artek pavilion''が完成しています。
HPでは数枚の写真がご覧いただけます。
''aalto''デザインの家具を主に扱っている芬蘭のブランド''artek''のpavilionが''Salone Internazionale del Mobile Milano''に合わせて完成しました。
芬蘭の学生による建設されたこの建物は ''Salone''終了後、世界を旅する予定です。
Architecture Space / 建築, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 4 23, 2007 8:25 | TrackBack (0)
Body LandSpace
dezain.netが、菅原大輔と前田茂樹氏によるBody LandSpaceがDomus Webに記載されていることを知らせています。
Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, 本 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 2 14, 2007 6:08 | TrackBack (0)